
中庭に面した大きな窓によって空間が縦にのびやかに広がり、面積以上の広がりと抜け感を味わえるリビング。「中庭の濡れ縁で外の空気に触れながら、緑と空を眺める時間が格別。春と秋は中庭が昼寝スペースになっています」とSさん。中庭の奥に見えるのは浴室。入浴中も中庭からの開放感を愉しむことができる設計になっている

無垢床や木貼りの天井など、無垢材をたっぷり使用したLDKは、どこにいても木のいい香りと心地よい空気に包まれる。リビングのシステム収納家具も無垢材にマッチする木目のものを選択

外からの視線が入りにくい場所に大きな窓を設け、吹抜けと共に開放感を作り出す設計は見事。さらに、断熱材も高いレベルで素材の選定を行う同社だからこそ、大空間であっても年中快適な住まいが実現する

2階へとつながる階段にも無垢材を使用。木製のスケルトン階段にすることで、空間全体の統一感を出しつつも、軽やかさをプラス