
室内空間に最大限ゆとりを持たせるため、廊下をつくらず、リビング階段を採用。スケルトンデザインとすることで吹抜けの開放感を損なわず、室内も広く使える。16帖のLDKは中庭とひと続きに設計することで横への広がりを、さらに吹抜けで縦への広がりを生み出した、明るく開放的な空間だ

Uさんがお気に入りの場所で一番に挙げる「中庭」は、外からの視線が届かない完全プライベート空間。ここで仕事終わりにほっと寛ぐひと時がとても幸せなのだそう。愛犬も家の中と中庭を楽しそうに走り回っている

これだけオープンな設計でありながら、高気密・高断熱なTJKの家は、夏も冬もエアコンとシーリングファンをつけるだけで快適に過ごせるのだとか。「とても住み心地がよく、性能にも満足しています」

吹抜けに面したたくさんの窓からたっぷり自然光が注ぎ、リビングはもちろん、ダイニング・キッチンや2階にも明るさが行き渡る。2階の洋室には腰壁をつくらずスチールパイプだけを配置することで、リビングとの一体感や抜け感を演出したのもポイント