失敗しない家づくり
【電気料金引き下げ措置終了】電気代高騰にどう対応する?
立川市の工務店TAMASOGOです。
政府が実施していた、『電気・ガス価格激変緩和対策事業』が5月で終了しているのをご存じでしたか?
『電気・ガス価格激変緩和対策事業』とは、ロシアによるウクライナ侵略などの世界情勢により燃料価格が上昇したことなどの影響を受けて、2023年1月の使用分から電気・ガス料金の単価に対し一定額を値引きする措置を行っていたものです。
特に申請や手続きは必要なく、沖縄電力を除くほぼ全ての電力会社で実施されてされていたため、皆さんがその値引きを受けていたかと思います。
しかしその値引き措置は2024年の5月までのため、6月からは電気料金が元に戻ります。
ご存じない方は急に電気代が上がって驚くのではないでしょうか。
電気料金が高騰する中で国の緩和対策も終了し、どうやって節電・節約していったらよいのかお困りの方も多いと思います。
だからと言って節約しなくちゃ!と、性能の低い住宅でエアコンの使用頻度を減らしたり、十分に室温が保てない設定温度にするようなやり方は、住む人の健康に良くありません。
そんな方には、ぜひ省エネ住宅について知っていただきたいです。
今回は細かな基準や数値は省かせていただきますが、省エネ住宅とは、断熱性・気密性・遮熱性が高く、冷暖房を少し使用するだけで快適な室内環境を保持できる住宅のことで、最近よく耳にするZEHもこの省エネ住宅の一つです。
もっと大まかにいうと、高い性能を保持しながらもエネルギー消費を抑えることのできる住宅のことになります。
この省エネ住宅にすることで、住宅の性能だけである程度の温度を保つことができるようになるため、少しの冷暖房で部屋中を暖かく・涼しくすることができます。
冷暖房の使用が少なくなれば、当然電気代も安くなります。
初期費用はかかりますが、長い目で見れば住宅の性能を上げる方が快適な生活環境を保ちながら節電することができ、電気代高騰への一番の対策となるのではないでしょうか。
もちろん、もうすでに住宅を購入している方や、今すぐ住宅の購入を考えていない方もいらっしゃると思います。
そんな方には、住宅の断熱リフォーム、または省エネ家電の導入もおすすめです。
古くて燃費の悪い家電から省エネ家電に買い替えるだけでも、消費電力を抑えることで、電気代の節約になります。
また、上記でおすすめした新築省エネ住宅・断熱リフォーム・省エネ家電どれも国や都から補助金が出ます。
省エネ住宅に関しては、東京都だと住宅省エネ2024キャンペーン・東京ゼロエミポイントなどが補助金額の大きい助成金制度となっています。
家電に関しては、東京ゼロエミポイントや市が個別に行っているものなどがあるので、気になる方はぜひお住まいの市のHPなどでチェックしてみてください。
東京都の市区で行っている省エネに関する補助金の一例です
TAMASOGOでは、こうした補助金制度を使った家づくりも行っておりますので、新築・リフォームで省エネ住宅をお考えの方はぜひご相談ください。
もちろん省エネ住宅以外の案件も、住宅のことでなにかお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。